電子式マルチメータ XM2-110シリーズのラインナップに、アナログ出力のチャンネル間絶縁が可能になったタイプが新たに追加されました。
これによりアイソレータ等が不要になり、
コストダウンに成功した事例をご紹介致します。
一般的に電子式マルチメータのアナログ出力はDC(DC4-20mAやDC1-5V等)で出力します。
この場合電子式マルチメータ側のアナログ出力のマイナス側は電子式マルチメータ内部で共通になっています。
通常でご使用頂く場合は問題ありませんが、現地条件により廻り回路ができる可能性があり、その場合はアイソレータで各チャンネル間を絶縁し問題を解決します。
今回のお客様も相手側の接地がどの様に行われているか不明な為、アイソレータでチャンネル間の絶縁を行う予定でしたが、その分コストも発生するし配線業務も多くなってしまうとお困りでした。
電子式マルチメータ アナログ出力間絶縁タイプ XM2-110シリーズを提案しました。
2019年末に新たなラインナップとして追加されたマルチメータで、
各チャンネル間を絶縁しているため、アイソレータを使わずにこの電子式マルチメータ1台で賄えることが可能です。
『お客様の声』
アイソレータなどの余分な機器の手配や配線をせずに済んだのでコストダウンに直結しました。ありがとうございました。