自動力率調整器(XPFC-144シリーズ)は高調波電流計測機能でコンデンサを守ります。
コンデンサに高調波が流入するとコンデンサを遮断し、高調波からコンデンサを守ります。また、高調波電流の計測値をDC4~20mAで出力も可能です。
(※高調波警報出力機能、アナログ出力機能はオプションとなります。)
一般的に高調波が発生した場合、 直列リアクトルの焼損防止や他機器への影響を防止する為に、 高調波メータリレーを設置します。
警報接点を自動力率調整器に入力し、異常であればコンデンサを遮断します。
必要な機器とは分かっているが、 機器が増える分コストは発生するし、配線業務も増えてしまう。
自動力率調整器を開発する際に実施したお客様へのヒアリングの中の一つに、
“高調波メータリレーを減らせないか”という意見を頂きました。
自動力率調整器(XPFC-144シリーズ)に高調波計測機能を組み込んだことにより
高調波メータリレーを減らすことが可能となりました。
貴重なご意見を頂戴し、お客様の期待に応えられて良かったと思います。
『お客様からの声』
従来必要となっていた高調波メータリレーを減らすことが出来て、機器の手配や
配線工数も削減して、コストカットに大きく貢献しました。