・クリーンルーム用空調機など重要装置の 稼動状態を管理し、そのデータを利用して
予防保全(品質監視)を行いたいお客様
このようなお客様におすすめです!
「クリーンルームで導入されている空調機のベアリングが故障してしまった。
しかも誰もその故障に気づかずに数ヶ月間放置されていたものだから大問題に。」
と嘆いていたFさん。「今回、4台の内の1台が故障したんだけど、その間に出荷した
製品の品質は問題なかった。でも、設備が古いからまた同じことが起きる可能性もあるし、
クリーンルームの空調機は製品品質にダイレクトに影響を与える為、監視を強化したい。」
「でもわざわざ通信線を引っ張るとお金もかかるし、無線でやった場合、近くに防火扉があるので、
無線電波が届くかどうかが心配なんだけど」
クリーンルーム用空調機の動力回路にアナログ信号を出力する
クランプCT(ユー・アール・ディー製)を後付しLoRa無線で事務所まで
無線送信するシステムを提案しました。
このシステムはクランプCTで電流を検出(空調機の負荷電流)し、
遠隔でモニタリング、データ収集することが出来ます。
数値化した電流値を管理することで、他の空調機と比較し、
異常稼動(=過電流状態など)になっているかどうかをチェックすることで、
設備の予防保全(品質監視)を行う事が可能です。
また、パソコン上で警報上下限が設定できるので、警報表示が出ると、
空調機の異常が起きているかすぐに確認することができます。
ちなみにお客様の心配事だった通信確認を行った結果、扉を閉めた状態でも
LoRa無線では問題なく通信できました。