課題解決事例

HOME > 課題解決事例 > 【変換器応用編】TM2の出力リミット機能の使い方

No.82 【変換器応用編】TM2の出力リミット機能の使い方

【変換器応用編】TM2の出力リミット機能の使い方

マルチトランスデューサ「TM2」の便利機能をご紹介いたします。

お客様のお困りごと

ビルの設備管理者様から中央監視装置で断線警報が発報されることが頻繁にあります。

アナログ信号が4mA以下となると断線警報が発報されるシステムなのですが、調べてみると配線が断線している訳ではなく、力率トランスデューサのアナログ信号が4mA以下となり、異常として中央監視が検知してしまっています。

現場に調査に行く手間をどうにかできないでしょうか。

弊社からの提案

力率トランスデューサは進相コンデンサーが入りっぱなしだと進みぎみになります。

出力仕様がDC4~20mAの場合、低負荷時にはDC4mAを下回って出力します。

TM2の出力リミット機能を使用いただければ、下限出力は4mA一定となり、断線を判断することが可能です。

また、TM2ではアナログ出力10点、パルス出力2点、通信出力1点を同時出力可能です。

力率以外の電流等の項目も個別にリミット機能の設定が可能ですので、状況により、設定をおこなって頂く様、ご提案致しました。

 

 

関連する製品

前の記事へ
一覧へ戻る 次の記事へ