デマンド監装置の機能を2台同時にフル活用する事で、工場に行かずに遠隔でデマンド監視するのと同時に、空調設備も自動制御して電力量を下げ、コストダウンを実現した導入事例です。
工場のデマンド監視を行うだけでなく、使用電力が大きい空調動力回路の使用電力量を把握し、
それを制御することで電気料金も下げられないか検討しております。
管理者は普段工場には常駐していないので、空調制御は自動で行われる仕組みを探しており、
それらを1つのシステムとして離れている事務所で遠隔監視したいです。
デマンド監視装置(CSA-109-T)2台を同時に導入するシステムを提案しました。
1台は通常のデマンド監視、もう1台は空調動力部分全体の電力量を計測します。
空調機の自動制御は電力線通信機能を持つ空調機制御装置(TDD8EPシリーズ)を
システム構成に加えました。
電力線通信は新たに信号線を敷設する必要が無いので、工事費を抑えることが出来ます。
また、工場から離れている事務所で監視したいというご要望にはデマンド監視装置(CSA-109-T)のWebサーバ機能を使い、お客様の社内ネットワークを介して遠隔での閲覧を
可能にしました。