【工場:保全・生産管理部門】
・生産設備の保全・管理を
しているお客様
こんなお客様におすすめです!
鉄鋼工場にはたくさんのベルトコンベアが稼働しています。
ベルトコンベアの点検は人手で負荷電流を測定し正常確認していますが
工場は広いし…コンベアはたくさんあるし…
人手不足で点検業務が遅れる場合があります。
今回は少し点検業務が遅れたため、コンベアの不具合に気づけず
生産に多大な影響を与えてしまいました。
そこで、工場内で稼働する重要ベルトコンベアの負荷電流をリアルタイムで監視し
負荷電流が高く異常が出れば即対応できるように改善したい。
しかし、鉄鋼工場は敷地が広く、配線工事は多大な費用が発生する。
長距離無線でデータ収集したい……
ベルトコンベアの動力電源は電気室にある程度集約されています。
アナログ8点を入力できるLoRa無線機(HLR-A8)を電気室動力盤へ設置。
ベルトコンベアの負荷電流は後付け可能なRMSタイプのクランプCTを使い、
LoRa無線機へ入力。各電気室動力盤からLoRa無線で各事務所に設置した
IoTゲートウェイに無線送信され、データ収集・モニタリングできます。
IoTゲートウェイは異常発生時、接点出力が可能な為、ランプやブザーをつなぐと
異常発生をお知らせできます。
また、異常発生時、メールで担当へお知らせすることも可能です。
今回はグループエリアを10に分けて監視します。
LoRa無線機は周波数を変えて最大12グループまで増やすことが可能な為、
IoTゲートウェイを10台設置することで最適な構成を構築できました。
また、距離的には無線通信が難しい箇所もありましたが
無線中継器・ルーフトップアンテナを的確に使うことで問題なく通信できました。