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No.110 鉄鋼工場のベルトコンベアの負荷電流を遠隔監視!

鉄鋼工場のベルトコンベアの負荷電流を遠隔監視!

【工場:保全・生産管理部門向け】

コンベアなどの生産設備の
保全・管理をしているお客様

こんなお客様におすすめです!

お客様のお困りごと

ウチの鉄鋼工場にはたくさんのベルトコンベアが現在稼働しています。

ベルトコンベアの点検は人手で負荷電流を測定し、
正常かどうか確認
しているのですが、工場は広いうえ、
コンベアはたくさんあるので非常に手間がかかっています。

その上、人手不足点検業務が遅れることも最近起きているのです。

今回は少し点検業務が遅れたため、コンベアの不具合に気付けず、
生産に多大な影響を与えてしまいました。

そこで、工場内で稼働する重要ベルトコンベアの
負荷電流リアルタイムで監視し、負荷電流が高く異常が出れば
即対応
できるように改善したいと思っています。

しかし、先ほど述べたように鉄鋼工場は敷地が広く
配線工事は多大な費用が発生しまいます。

長距離無線でデータ収集したいのですが、良い方法はありませんか?

弊社からの提案

ベルトコンベアの動力電源は電気室にある程度集約されているため、
アナログ8点を入力できるLoRa無線機(HLR-A8)を電気室動力盤へ設置しました。

ベルトコンベアの負荷電流は、
後付け可能なクランプCTを使い、LoRa無線機へ入力しました。

これで各電気室動力盤からLoRa無線で各事務所に設置した
IoTゲートウェイに無線送信され、データ収集・モニタリングできます。

IoTゲートウェイは異常発生時、
メールで担当へお知らせすることが標準機能で可能です。
また、オプションにはなりますが、接点出力が可能な為、
ランプやブザーをつなぐと異常発生をお知らせすることもできます。

LoRa無線機は周波数を変えて最大12グループまで増やすことが可能な為、
今回はIoTゲートウェイを10台設置することで最適な構成を構築できました。

また、距離的には無線通信が難しい箇所もありましたが
無線中継器ルーフトップアンテナを的確に使うことで問題なく通信できました。

 

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