LoRa無線機 RS-485通信モデル HLR-RS485は、RS-485通信(Modbus準拠)をLoRa無線に変換し、無線通信にて上位システムにデータ伝送を行うことができます。
当社の以下の機器とは標準で接続でき、各種データをLoRa無線にて伝送し、IoTゲートウェイにてモニタリングすることが可能です。
【対応機種】
電子式マルチメータ:XM2・XS2
電力量変換器:TWPS
電力マルチ変換器:TWPM・TWP5M
簡易型 電力量変換器:TWPM-E
パルス入力変換器:TWPP
接点入力変換器:TWP8C(8点)
また、この機器を無線伝送モードでペアで使うことでRS-485(Modbus準拠)の信号をLoRaで無線化して伝送し、取得した信号をRS-485に変換しPLCなどの機器に接続することが可能です。
無線通信には、IoT向け無線技術の1つであるLoRa(※)を使用しています。そのため、親機となるIoTゲートウェイHLR-GWや、無線機間通信機能でのペアのHLR-RS485まで、最大見通し5km通信することが可能となるため、従来の920MHz帯の特定小電力無線では中継器を置かなければ届かなかったような場所でも無線が届くことができ、お客様からも評価されています。
※ 本装置は、LoRa Private で利用します。
項目 | 仕様 |
---|---|
有線通信インターフェース | RS-485準拠 |
電源 | AC85~264VまたはDC24V (発注時指定) |
無線通信周波数 | 920MHz帯 |
無線通信変調方式 | LoRa変調(スペクトラム拡散) |
無線通信最大転送速度 | 約537bps |
無線通信受信感度 | -137dBm |
最大通信距離 | 見通し約5㎞ (※2.3㎜板厚で盤間距離見通し約1.5㎞当社検証) |
有線伝送速度 | 9600bps・19200bps |
有線伝送距離 | 約1000m |
有線通信同期方式 | 調歩同期方式(非同期式) |
有線通信制御方式 | ポーリングセレクション方式(半二重モード) |
有線伝送モード | Modbus RTU準拠 |
取付仕様 | DINレールまたはネジ取り付け |